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2013年04月18日

發王戦その11

Aさん 31300 | 秋山 22000 | Cさん 35900 | Dさん 30800
Aさん +51.9 | 秋山 -22.8 | Cさん +24.2 | Dさん -53.3


2回戦目の南3局(1本場)で、ポイント状況は↑の通りのトータル3位。
あと2局で47ポイント差のCさんを捲くらなければなりません。

この半荘は現状、ラス目なので、とりあえず2人かわして2着目になれば順位点で40ポイント縮まります(Cさんより着順が上なら文句無く勝ち上がれます)。また、Cさんを捲くれなくてもAさんに対して1着順+5500点差をつければ、トータルでAさんより上になるので、


自分の条件としては、満貫以上の手を、ツモるか、AさんかCさんから直撃という事になります。


最低あと2局はあるので必ずしも1回の和了りで決めなければならない訳ではないのですが(寧ろ、ラス前で満貫ツモっても、オーラス再逆転される可能性も十分あります)、2局連続和了るというのも厳しい条件には変わりないですね。


ま、あとは配牌とツモに恵まれるのを祈るのみなんですが、針の穴ほどのチャンスがあるかもしれないので、それを逃さないよう最後まで集中力は切らさない様にしていきたいところです。



そして、祈りながら取った南3局の配牌はというと・・・



もう3ヶ月も前の事なので全く思い出せませんでした。記憶に無いということは平凡な配牌だったのでしょう。ただ、結果だけは覚えています。

11巡目くらいに場に4枚切れの四索七索待ちで、特に手変わりの無いタンヤオのみの聴牌を、裏ドラ期待でリーチといったら、数巡後にDさんから追っかけリーチをかけられましたが、流局間際になんとかツモって、裏ドラなしで1100/2100(+リーチ棒1000)の和了りとなりました。


残念ながら裏ドラは乗らず、今局での逆転は為りませんでしたが、次局に望みを繋げただけでも良しといったところでしょう。Dさんからのリーチ棒が入った事でオーラスの条件も多少易しくなりました。


オーラスの持ち点とトータルのポイント状況です。


Aさん 29200 | 秋山 27300 | Cさん 34800 | Dさん 28700
Aさん +49.8 | 秋山 -17.5 | Cさん +23.1 | Dさん -55.4


未だラス目のままですが、僅差なので2000点以上を和了れば2着になれます。Cさんと6800差以内の2着で良いので2000点和了れば5500点差の2着となり、トータル2位で勝ち上がりです。

1000点や1300点の和了りだとAさんまたはDさんから直撃してもラスのままですが、1600点ならAさん直撃限定で2着になれます。しかし、1600点直撃狙いよりリーチツモのみの500/1000とかを狙うほうが簡単ですね。

1人聴牌で流局でもOKですが、ラス親でトータル4位のDさんはなんとしてでも聴牌をとりに来るでしょうから、ノー聴罰符を貰って逆転という展開にはならないでしょう(時間打ち切りのある対局ですが、オーラス開始の時点で残り10分のコールがなかったので、連荘があればあと2局くらいは出来そうな感じでした)。


もし、前局、Dさんの追っかけリーチがなかったら、2000点では足りない状況となり、3900くらい条件になってたのですが、2000点なら2飜で良いのに対し、3900となると3飜必要になってくるので、この差はかなり大きいです。展開がちょっとだけ味方してくれた感じです。


そして、いよいよオーラスの配牌ですが、もちろん記憶にないです。しかし、配牌は良かったと思います。


なんと4巡目に、四索七索一筒四筒受けの平和のみの一向聴となっており、5巡目に七索を引いての聴牌です。


リーチ平和でちょうど2000点の条件を満たすので、当然即リーですね。誰からでもロン和了り出来ます。


Aさんは放銃するとこの半荘ラスになりトータルでも3位になってしまう為、前に出てこない可能性が高いですが、トータル4位でラス親のDさんは降りるという選択肢はありません(放銃しても、不聴で流局しても負けなので、勝つ為には条件を満たすまで連荘を続けなければなりません)。


Cさんの立場は難しいところですが、自分がAさん以外から和了った場合、Cさんが落ちる事になるので、静観している訳にもいかない状況です。降りて、流局かDさんが和了ってくれるのを期待するか(流局しても自分が1人聴牌ならCさんの負けなので、Dさんも聴牌している事を期待しての降りとなりますが)、自分に和了らせない様にCさん自身が和了りきるかの選択です。

自分がCさんの立場なら、Dさんがゼンツするしかない状況では、流局する可能性も低くいとみて、降りずに自身の和了りにかけると思います。


なので、2人が向かってくる可能性が高いこの5巡目一筒四筒待ちリーチは一筒が端牌で使い辛いという事もあり、かなり和了れそうな手応えがありました。


さっきまで、自分が窮地だったのですが、一気にCさんの窮地です。


半荘2回のトーナメントだと、ポイント差もそれほどつかないので、毎局、逆転の可能性が出てくる為気が抜けないですね。観ている方としては、その辺りが面白いところだと思います。



ツイッターやブログで何回戦で負けたか書いたので、それを読んでくれた方はこのリーチの結果は簡単に予想がつくと思いますが、なんと無駄に一発で四筒をツモって無駄に裏ドラが二筒で2000/4000となり、(2着で良かったのに)無駄にトップを捲くって、1回戦はトータル1位で通過となりました。


今回の發王戦は5回戦まで進出し、計半荘11回打った(5回戦から半荘3回)のですが、トップを取った半荘は実はこの1回だけ(リーチかけて一発で和了ったのも、裏ドラが乗ったのもこの局だけ><)で、2〜4回戦まで、全て3着→2着で勝ち上がりました。

發王戦の場合、30000点持ちの30000点返しで、トップのオカが無いのでトップを取らなくても並びさえ良ければ勝ち上がれるんですよね。

2回戦なんて、半荘2回で、700/1300と500/1000の2回しか和了ってないのに勝ち上がれました。この辺も機会があったら後で記事にしていきたいと思いますが、1回戦書くだけで3ヶ月もかかってしまったので、發王戦レポートは一旦ここで終わりにしたいと思います。

全部合わせると結構な量となってしまいましたが、ここまでお付き合いくださってありがとう御座いました。
次回は、優勝して記事を書きたいですね。

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posted by あきやま at 00:39| Comment(0) | 対局 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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